Overview

設立記念パーティー

当社のスタートに関して、多くの皆様から暖かいご厚情を戴けました事、設立メンバー及び関係者一同、心より御礼と感謝の気持ちで一杯です。当初、25~35人程度を想定していましたが、56人の関係者に参加戴けました事は望外の喜びであります。改めて御礼を申し上げます。

設立メンバーは、新しいチャレンジがどの様な形でスタートすべきか?また、社会のニーズに合致した形で自分達から見て日本や世界がチャレンジを求めている大切な1つに注力しようという事を決意しました。1つは、若い世代のチャレンジを支える仕組みが日本は圧倒的に弱いと言われていますが、この構造を少しでも変えて、笑顔とチャンジが評価されるイノベーション・プラットフォームを構築しようという思いです。

ヘルスケアは、現在の日本や世界にとって、今後、継続的にイノベーションが強く求められている分野となります。環境・エネルギーもそうですが、最初のフォーカスすべき目標は、この分野であるべきであると考えました。特に、乳癌によるロスは、早期検出を容易にして被害を最少にする努力が必要な分野であると考えます。ストレスが少なく疲労を長期化しない社会環境が、大切だと考えています。私たちは、プリシジョンヘルスアナリシスという考え方から、健康状態をモニタリングする数値データや問診データをデジタル化して、ビッグデータ解析へと応用可能な様にテクノロジー開発を進めたいと考えています。

 

開催日時 2016年12月15日(木)17:00 ~ 19:50
開催場所 ザ・プリンスパークタワー東京  宴会場 薔薇(ばら)の間
参加メンバー アクシオンリサーチ設立メンバー、取締役・監査役、ヘルスケア支援者・理解者・パートナー、イノベーション支援者、
イノベーション事業化へ向けた協力者・プロフェッショナル
プログラム ・アクシオンリサーチ社 設立と期待(御礼の言葉)
・設立メンバーからイノベーションとチャレンジについて
・ヘルスケアの課題と今後の日本・世界
・パートナーの皆さまからのメッセージ
・最初の一歩と優位性確立へ向けて(御礼と結び)

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会場風景

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設立に寄せて

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新しいチャレンジへ乾杯

イノベーションは、資金調達の額では無く戦略とその実行結果である。アイピーフレックス社は大型のチャレンジだったし、アトナープ社は、Prakash Murthy CEOが米国やインドの支援を受けてそのチャレンジを継続している。

アクシオンリサーチ社は、その集大成になると信じて、ここに集まった皆様の健康と発展、そして、新しいチャレンジの未来へ乾杯!難しい事を簡単に分かり易く。共感は、そういう人間の心理から素直に生まれる自然の連鎖反応と言える。

株式会社エイビット 代表取締役 檜山 竹生 氏

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スタートアップに向けて

スタートアップは、ワクワクする様なチャレンジが経験を豊かにするし、自分の人生を輝かせてきたのだと思います。

興業銀行での経験は、日本から香港、ワシントン(米国)ロンドン(英国)への経験となり、世界と日本を考える上での良いベースとなっている。ファイナンスの世界でもイノベーションは存在していて、自分が、過去直面したいくつかのシーンではこのイノベーションを結果的に考える状況になり、突破口としてユニークである事と関係者間でのWin-Winの構造が大きな成功要因となった。この新しいチャレンジでは、自分の成功体験や考えるヒントを活かして、経営やマネージメントの観点からこれを進められる様にしたい。

アクシオンリサーチ株式会社 取締役 CFO 鈴木 信男

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ワクワク感を大切に、チャレンジを継続する

私は、三井物産では海外でのディールも多く、いつも新しいチャレンジをする事が当たり前の様な人生でした。それは、三井物産から半導体製品をビジネスとする様な企業での新しい物理乱数のチップ化を通して、チャレンジを繰り返した事が、様々な領域の人々と一緒に存在しないビジネスを形にするという面白さを経験して、この経験が、また、次の新しいチャレンジに繋がっていくのだと考えています。ビジネスは、結局、このワクワク感のある領域で、周囲の人々と連携して行く中で、価値を創造して加速して行くプロセスなのだと信じています。

ここに集まった皆さまとは、色々な将来シーンで、想定される困難や予想外と思えるチャレンジをプロフェッショナルとして楽しみながらクリアして新しい歴史を形作って行きたいと考えています。

アクシオンリサーチ株式会社 取締役 CMO 石井 孝一

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日本の半導体戦略の歴史(盛衰)を教訓に

日本は、1980年代にDRAMを中心として半導体戦略が的中してその市場の殆どを日本企業が抑えるという快挙を達成した。しかし、この事は、世界から見ると日本企業の驚異的成長と市場独占という問題をクローズアップさせた。日本は、世界と違うルールを持込み違った形でのビジネスを展開して、世界の企業を市場から急激に締め出そうとしている。この独占が進めば、自動車やその他でも同様に世界経済のアンバランスが拡大するというネガティブキャンペーンである。

結果的に、日本は、米国や欧州の半導体メーカーの新しい戦略との競争に敗れる結果となった。つまり、日本を台湾・中国・韓国から追い上げる仕組みを作り、利益構造を圧迫して成長を止めるという戦略である。この失敗の歴史を教訓に。

アクシオンリサーチ株式会社 取締役 清水 秀紀 

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起業から企業へ

佐藤さんとは、アトナープ社の設立の時に初めて起業の為の登記やアドバイスをした自分のクライアントという立場での出会いでした。その後、30億円を資金調達して、別の会社を設立するという話を聞いて、社外取締役という事で参加の依頼を受けました。

自分もブルドッグウォーター社を創業して、新しいツバイソ社というERP事業を展開する会社を設立しましたので、経営の大変さというのは理解しています。アクシオンリサーチ社が上手くテイクオフして成長軌道に乗れる様に支援をしていきたいと考えています。

アクシオンリサーチ株式会社 取締役(ブルドッグウォーター株式会社/ツバイソ株式会社 代表取締役社長)印具 毅雄

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ビッグデータ解析と再生医療

私は、世界トップクラスの安全で高品質な細胞培養の技術開発とビジネスを推進する企業をマネージしています。日本に於けるヘルスケア市場は、ここ数年間でドラスティックに変貌しようとしています。規制の問題と人の命を守る新しい形の技術開発は、常に、信頼性と安全、社会への貢献のタイミングと成長という事を課題にしています。

AI技術と高速データ処理を利用したビッグデータ解析、高精度測定と推定技術が、上手く社会へ貢献可能な様にビジネスの視点で、皆さまと協力して応援していきたいと考えています。

株式会社バイオミメティックスシンパシーズ 取締役 COO 種村 秀輝 氏

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健康を科学する/分子イメージング

現在、欧米では、プリシジョンメディスンと呼ばれる遺伝情報や個体差を前提とした医薬品や治療方法が注目される様になり、大きな成果を上げる様になっています。これは、従来は、人によって薬や治療が効果的だったり効かなかったりする理由が分からなかったのですが、最近は、分子レベルでこれが解明される様になりつつあります。また、高精度な測定データを解析するビッグデータ解析が注目を集める様になっています。私達のチャレンジは、膨大なデータ解析から共通項や変化量を調べて、予防医学・先制医療に貢献するという事を進めて行きたいと考えています。

理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター CLSTセンター長 渡邊 恭良 氏 / M.D., Ph.D.

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従来の統計からベイズ推定ヘ/レーザー技術の応用

私は、理化学研究所の光技術基盤開発グループで宇宙応用の為のレーザーシステムの開発や加速器から得られる高エネルギーミューオンの超低速エネルギー化の為の制御レーザーの開発や超短パルスレーザーによるレーザー加速や中性子発生の研究も進めています。ヘルスケア分野では、レーザーを利用した呼気分析やその他の分析にもチャレンジしています。ビッグデータ解析では、 従来あった統計手法に替わり、ベイズ推定が注目される様になっている点を強調しておきたいと思います。

理科学研究所 光量子制御技術開発チーム リーダー 和田 智之 氏 / Ph.D.

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ビッグデータ解析と処理性能のスケール化

分子イメージングや非侵襲測定の技術は、医療やヘルスケア分野で今後大きな存在感を示す様になる。現在、マンモグラフィは、乳癌検知という事に限れば、非常に良い成績と結果を残している。これを受診する事は、乳癌の早期発見には、大きく貢献しているという統計データがある。今後、ウェアラブルセンサーの可能性を含めて、腫瘍や癌・疾病の早期発見は、日常的なチェックを低コスト化する事でより現実的になる。ビッグデータ解析は、これと並行して処理性能UPを要求する。

最先端技術開発ベンチャー企業 分光分析技術開発 研究Grリーダー I 氏

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イノベーションへのチャレンジ

ヘルスケアや医療サービス企業は、患者さんから直接感謝される存在ではありませんが、現場の医療チームと連携して、患者の命を救うことに少しでも貢献するのが使命であります。その使命を果たすためには、未来が必要とするイノベーションにトライし、それを商品化するために必要なチャレンジを続けることが肝要です。アクシオンには真摯に誠実に結果を求める姿勢と努力を期待しております。このチャレンジの結果が、会社の価値なのだということを私からの応援メッセージとします。

大手医療機器メーカー Y 氏

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ヘルスケアへの新しいチャレンジと期待

ヘルスケア分野への新しいチャレンジは、今後、国策としても注目している領域であり、大手企業の多くが参入を計画している。今後の通信事業や新規事業を考える上で、最初に戦略を考える事が重要になる1つの成長期待領域と言える。

数年前から色々な意味で、構想を進める上で、スケール感や成長感のある皆様ともシェアしながら展開する機会になる様であれば、光栄です。多くの企業が賛成して、これが加速して行く様な連携を考えて行ければと思います。

大手企業(通信事業・IoT/IT) O 氏

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ICEからAI, ヘルスケアへ

1980年から日本の半導体産業の拡大とマイクロプロセッサー、GPUの高性能化の流れから、組込み型アプリケーション開発にインサーキット・エミュレーター技術が広く利用される様になりました。その中で、自分の支えた企業が公開されるのを1つの契機として、自分でも新しいチャレンジを10年以上も前に初めて、そこで佐藤さんとは色々なCPU開発の関係を持つようになりました。いつもは、横で見ていて側面支援という形でしたが、今回は、自分も何か新しいチャンレンジ、AIとかエミュレーション技術やその高速化は面白いと思い設立に参加した次第です。是非、成功へ向けて皆様と一緒に、このチャレンジを加速して行きたいと思います。

株式会社マイダス・ラボ 代表取締役 CEO 河島 真治 氏

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成功プロセスに王道は無い

自分は、米国インテル社や米国シリコンサファイヤベースの高性能通信チップ事業を進めるベンチャー企業を困難を乗り越えてNASDAQへ上場させる事に成功した。しかし、困難を全てプラスに変える魔法は無いと断言する。もし、あるとすれば困難を自ら作り出さない様にする事が最良のアドバイスと言える。

グローバル企業の言う戦略とは、スケール感であり、規模と言える。これは、高度が10,000mから地上を見る発想が大切となる。小さな路地は見えないし、山や川、大きなものしか見えない。また、時間軸のスケールも大切である。物理的な時間とは別に精神的な時間の密度である。そして、最後に人を大切にするという事である。

戦略エグゼクティブ・アドバイザー AM 氏

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ユーザーをグローバルに支える力(困難な時こそ必要とされる力)

American Expressは、グローバルにビジネス展開と活動を続ける人々を支え続けています。米国出張中に、急病で倒れて緊急病院に入院して翌日手術という様な危篤な状況が発生しても、常に、一人一人のユーザーを支える立場に立ち、電話一本で病院や医療サービス側への支払いや退院手続きへの対応を進めます。

本当に、お客様が困難な状況に直面した時に、最高に信頼される1枚のカード以上の安心感と満足感をお届けする存在でありたい。それが、American Expressです。 設立メンバーの佐藤友美氏は、米国のテキサス州にあるOakbend Medical Centerでの緊急手術を受けた時に、その本当の価値を実感し感謝したと言います。

American Express 佐藤 誉史喜 氏

Prakash Murthy CEO / Atonarp Inc.

iPhone 7+ Live message from the U.S.

“ Congratulations! And thank you very much for all of the audience there.Tomo san and I’ve started Atonarp Inc. in 2009 and lots of challenges we shared in the past years. So many lessons we have learnt through our hard time for the past 7 years. I really appreciate all of you to support us. I wish that new challenge will make big success and we see big smiles of you. Thank you again.”

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設立記念パーティ参加者への御礼

新しいビジョンに共鳴し、未来へのアクションを決意して戴いた8名の設立メンバーとのスタートが、ここに集まった人々と一緒に新しい歴史を作り始める事になった事に感謝を申し上げます。また、皆様のご支援に心より御礼申し上げます。

このチャレンジは、小さな一歩ではありますけれども、数年後にこの設立記念パーティが、巨大なイノベーションの開始の合図であったと言って貰える様に精一杯頑張りたいと思います。

アクシンリサーチ株式会社 代表取締役 CEO 佐藤 友美