私たちは、心からの「笑顔」が溢れる社会、安心で安全な未来を実現するために、今まで解決が難しかった課題の1つであるデジタルヘルスケアに取り組み、新たなソリューションを導きたいと考えています。過去の成功例からも、1つのテクノロジーが、社会的にイノベーションと認知されるには、社会を構成する一人一人が個別に必要とするニーズとその背景を理解して、プロフェッショナルな人たちやそれを支えるパートナーとが、これを最適な形へと変えて広く拡散して行くプロセスが必要です。現在、世界的な感染拡大が進む新型コロナによるパンデミックは、歴史の教科書に記載された過去ではなく、今、私たちが直面している現実であり、未来へはどのように引き継がれるべきなのかを充分に考え、解決していく必要があることを強く認識する必要があります。社会としてのパンデミック対応可能な医療体制整備と同時に、私達一人一人、家族を守る意味でも予防や衛生と個々の健康状態と免疫レベルや耐性を考えて行く必要があります。今迄は、病気になってから立派な病院や名医に見て貰い良い薬や最適な処方箋を得られれば助かると考える傾向がありましたが、結局、最後は私達個人が自分を守る準備がどの程度出来ていたのかという事になるのだと思います。私たちは、この健康状態と耐性を高めるお手伝いを一人一人に対応して行きたいと思います。
2020年 世界にもたらされたもの
まだ記憶に新しい2020年2月、ダイヤモンド・プリンセス号の事例では、感染リスクのある乗客を船内に隔離し、感染の確認された乗客から優先的に治療可能な病院へと移送する処置がとられました。このことは、当初、海外メディアや日本国内からも、これが本当に正しい対応なのか?という疑問と批判が急拡大しました。日本の医療チームおよび本件従事者(自衛隊中央病院など)は、院内感染を完全に防いで、結果的に帰国した感染者(乗客)からは感謝の手紙を多く受け取ることになり、それがネットで広くシェアされました。
日本でも緊急事態宣言やソーシャルディスタンス、手洗いやうがい、マスクの着用を進めるなど品不足が続く中で、世界的な感染症と戦いながら日本で必死に個々の生命を守ろうとする医療関係者に感謝の気持ちを伝えて、ネットワークでの情報シェアやマスメディアを通し応援支援の活動が展開されました。事業経営では、経済活動が急激に悪化低迷して将来不安を大きく残す結果となりましたが、人々の協力や思いやり、健康の大切さを改めて認識する結果となりました。最後に、自分の命、家族の命を守るのは、その健康維持する免疫システムであり生体の防御能力のレベルを可能な限り上げる事なのだという事を実感する事になりました。
最近になって、我々は“World Without Disease:病のない世界”というコンセプトがあることを知り、ある海外の大手製薬企業のこのVisionに深い感銘を受けると同時に強い影響を受けました。今、私たちの進めようとしている健康状態の可視化技術や健康増進プログラムは、社会の直面する問題や不安を大幅に緩和することに貢献し、結果的に多くの人の命を失う癌化リスクの積極的な低減に貢献できるのではないか? と考えるようになったからです。それは、最初は限定的な小さなネットワークかも知れません。しかし、近い将来、誰も止められない世界規模の大きな流れへと変化すると予想します。
私たちは、歴史やイノベーションの傍観者であることを快適と思うことなく、小さくても優れたアイデアや理想的な未来に必要な技術革新を一緒に進めるイノベーション・プラットフォームを推進したいと考えています。アイデアの多くは、最初は弱く壊れやすく、直ぐに消えてしまう運命にあります。しかし、1つのアイデアは、これを支える新しいアイデアを補完的に導き出したり、時に連鎖反応的に発生したりするものです。1つのシステムやコンセプトを支えるには、より多くの人々による実現へ向けた強い協調が必要です。子供の頃は、年齢や性別、住んでいる場所に関係なく、面白いアイデアや遊びを思いつくと、素直に「この指止まれ!」が言えたものです。しかし、大人になると何故かどんな意味があるの?メリットは?と次々と何もしないことを優先して考えるネガティブの世界へと深く入り込んでしまいがちです。新しいサービスやテクノロジーをプロトタイプから製品化・サービス化へと素早く持ち込み、これを必要とする企業や社会に展開するには、その事業を充分に加速させることが可能なプロフェッショナルなチームを必要とします。グローバルにこれを実現出来れば、その可能性は飛躍的に高まり、その価値も急激に上昇するでしょう。
私たちは、これを加速するアイデアやプロフェッショナルな組織・チーム・個人を広く求めています。今、世界や社会は、あなたの勇気と誠意あるアクションを応援しています。
Innovation Platform Concept
私たちアクシオンリサーチ社は、ともに考え、ともに行動することができる多くの英知を集合するための、高次元に機能する有機的・能動的なイノベーション・プラットフォームの構築が必要と考えています。
個々から生まれるアイデアやテクノロジーが統合されることでもたらされるイノベーションは、地球規模で応用可能な技術プラットフォームとして世界を変えていくことができるでしょう。
幅広い分野から様々な資質をもつエレメントが、自由な発想を妨げない参加型プラットフォームに合流することで、新たな応用・組み合わせが生まれ、さらに相互関連を深めることで、イノベーションは指数関数的に漸進して行くことが可能となります。
Product and Service
これらは単体で活用することももちろん可能であり、独立してサービスを提供し得るものとして存在していますが、参加型のイノベーション・プラットフォームから加速度的に生み出される技術の応用・組み合わせによって、相互に関連を深め合うことで、効率的に新たなプロダクトやサービスを提供できる可能性が高まります。このプラットフォームで産まれるもの、副産物として派生するもの、多くの可能性をもつそれらの成果を、有益なビジネスへ結びつけることで世界との接点をより深く広げる相乗効果を導き出します。
Diffusion of innovation effect
プラットフォームを形成することのシステム的なミッションとは、個の「ちから」を集約する集合体によりもたらされる成果の最大化と、スケールメリットを膨張させ続ける情報の拡散力にあります。各種媒体やプロフェッショナルメディア、アライアンス、スポンサー企業などを通して、イノベーション・プラットフォームが産み出す成果を指数関数的に加速・拡大することにより、より多くの優秀な研究者やプロフェッショナルチームが参加したいというムードを創出するとともに、さらなるシステムの発展と、有益なシナジーを高めるプラットフォームの進化を推進し、人的・資産的ネットワークの拡大を図っていきます。
The world never seen before with unceasing smile
未来へ向けた持続可能な開発とは、現在の社会の要求を満たしつつ、将来の世代がより満足・興奮する様な開発でなければならないと考えています。
私たちの目標は、さらなる発展と拡大を続けるイノベーション・プラットフォームから産み出される新たなテクノロジーが社会に還元されることによって、心からの「笑顔」が絶えない幸福な未来の実現を目指すことです。
人類は太古より、未知なるものを解き明かし、恐れるものの正体を明らかにすることで恐怖に打ち勝ってきました。アクシオンリサーチは今後も未病の解析を深耕することで、病に至るまでの過程と病のプロセスやその健康阻害要因原因を解き明かし、人々の安心・安全で笑顔に溢れた社会の実現へ貢献していきます。
子供たちがやがて大人になり、引き継いでくれる未来の社会を、彼らが夢に描く美しい世界にするために、今できることに心を込めて取り組むことが、今を生きる私たちの責任であると考えているからです。
細胞・神経・脳・疲労・免疫・腫瘍・癌(大腸癌、肺癌、乳癌・子宮がん、膵臓癌、腎臓癌、肝臓癌、胃がん、甲状腺癌・他)に関係する専門医のアドバイスや研究者(MD,Ph.D,M.S.,M.E.,etc.)の協力を必要としています。ご協力が可能な場合は、コンタクト先に連絡をお願いします。
将来的に高精度・高性能デバイス(超小型)は、”Precision Health Analysis”を大きなトレンドとして加速する為の重要なイノベーションの1つであると考えています。P-HARP®やAXiR Engine®は、高精度・高性能デバイスとの連携でこのメガ・トレンドを加速するパートナーとなります。これを進めているパートナー候補で、将来的にご協力が可能な場合は、コンタクト先に連絡をお願いします。
P-HARP®は、Precision Health Analysis Research Platformの略です。P-HARP®は、3つの側面と役割を持っています。1つは、「健康を科学する」という視点から、高精度計測データによる健康との相関を解析推論するビッグデータ蓄積の推進母体の1つとなりこれをリードします。2つめは、この流れを加速するスポンサー企業(事業会社・研究機関・投資家・他)参加を求めています。3つめは、健康維持の為の方法論や健康状態の管理について、デジタル数値化したマトリックス情報を構成して、解析予測する手法の開発を進めて行動変容を促し健康改善・維持・増進に前向きに協力可能な個人・チーム・組織を求めています。
AXiR Engine®は、ファイグレイン対応可能なハードウェアをベースに各種AIソフトウェアのアクセラレーションが可能な構造を採用する予定です。これは、過去、コースグレイン型の動的再構成技術をファイングレーン対応させて将来的なAIアクセラレーションの可能性を拡大するものです。現在の浮動小数点演算やベクトル演算、特殊な繰り返し構造の高速化を狙った命令セットをベースのDSPやGPU、FPU実装のCPUでは無く、ハイブリッド型のコンピュータシステムの設計や開発に積極的に協力可能なデバイス事業会社や研究機関のパートナーを広く求めています。
”Precision Health Analysis”は、今後、デジタル・ヘルスやプリシジョン・メディスンの新しい流れとタイアップしながら、段階的にメガ・トレンドを目指します。この過程で、広範囲で膨大なアプリケーションの創造と展開が期待されます。AXiR Engine/推論エンジンは、テストマーケティングとして、生活習慣病とは別に、癌の早期検知を実現するスクリーニングを進めたいと考えています。健康度としては、正常なレベル1 or 2(AXiR model-O)と疾患リスクの高いレベル7(AXiR model -X)から、複合的状態解析対象候補レベル3~6(AXiR model-C)を推定します。私たちは、癌患者に共通して見られるデータや生活習慣に注目します。最初に、大腸癌、胃癌、肺癌、乳癌(腫瘍)、前立腺癌と測定データとの相関を取る様なヘルスケア分野の中の特化したテーマへの応用がターゲットになりますが、パートナーと一緒に、広く、ヘルスケア領域に適用可能な拡大を進めて行きたいと考えています。レベル7の癌化リスクの高いグループには、了解を得て、追加でmiRNAやExosomeなどの物質を追加で解析してトラッキングを進めます。初期ステージでは、癌化の検出は難しいですが、定期的にトラッキングを進める事で早期検知が可能になると考えています。乳がんや子宮がんは、少子化の中で女性のダメージを最少とする取組み事に日本全体が取り組む必要性があり、これに賛同して戴ける多くの個人・チーム・組織が日本にも存在すると考えるからです。この最初のアプローチと、その後の相関対象となる大腸・胃・肺・膵臓・腎臓・他へと段階的に守備範囲と対象を広げる活動に対して、強い興味と支援を戴ける様でしたらコンタクトを是非お願い致します。
その他、アクシオンリサーチへのお問い合わせはこちらからお願い致します。私たちに関するご質問、さらにはご提案・ご意見など、さまざまなお問い合わせをお待ちしております。なお、お問い合わせ内容には、担当部門から迅速にお答えを差し上げられるよう努めますが、内容によっては、お時間を頂く場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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