Company

Mission


アクシオンリサーチ社は、21世紀社会の要求(ニーズ)とコア技術(シーズ)の2つを、その事業成長の基本戦略と位置付けています。同時に、これを加速する仲間とのネットワークが重要と考えています。インキュベーション段階の最初のフェーズでは、可能な限り「エコ・システム」を採用し不必要なリスクテイクを避けて、ニッチ市場 or セグメント型の独占を徐々に広げて行く進め方を採用します。
日本では、そのリスクが高い事からアーリーステージのスタートアップを支援する組織やエンジェルが圧倒的に少ないため、投資会社や事業貸家が提携可能な段階迄進んでいるスタートアップを見つける事は稀であり資金調達機会も少なく、その規模も大きくはありません。しかし、この部分を支えるエンジェルや事業会社・投資会社が増える事と、成功例としてROI自体が大きくなる事を見せられる事例を増加させる事が好循環サイクルのトリガーになると考えます。

特に、可能性の高いシーズと重要なニーズの2つを選択合致させて、徹底支援するインキュベーション・プラットフォームと事業化プラニング+事業化加速を推進するプラットフォームの2つをその事業の柱とします。シーズに関しては、アクシオンリサーチ社及び技術開発パートナーやビジネスパートナーが、マイルストーン・ベースの技術開発戦略と事業化サービスの成長戦略を持ち、バランスの良い知財化戦略を推進して強化します。少なくとも、自分達の優位性を担保する条件(重要度)が、アイデアやプロトタイプの完成度、競合他社と比較して顧客ニーズや市場ニーズにどの程度合致したプランとなっているのかを示す担保になります。最初は限定された展開でもその後技術開発や市場への浸透が進み始めて加速して行く十分な理由と要因を押さえているのかが重要な指標となります。インターネットやメディアを通してトレンドをアッピールしてリード可能な指標、その後、これを利用する顧客やパートナーの拡大状況、社会貢献を示す評価、そして、売上と利益の確実な増加と利用者の満足度を測定して、市場拡大戦略へフィードバックする機構がより重要であると考えています。

私たちは、最初の段階から大量の資金を投入する方式を採用出来ないし、無理に目指すべきでは無い事から、シリコンバレーでは一般的になったエコ・システムを徹底的に採用したいと思います。日本全体としては、イノベーションを多く生み出し経済性の高い循環系社会を目指しています。省エネ・エコが、当然の社会的条件として無駄を少なくする構造が、次々と提案されています。また、ライフサイエンス分野でもスーパー・コンピュータによる解析やDNA分析を進めて、抗体医薬や新薬の個人差による効果のバラつきを少なくする個別最適化した精密医薬の研究が進んでいます。免疫力や治癒力、病気からの快復、iPSや幹細胞を中心にした再生医療が研究されており、その事業化と応用拡大は世界的規模で進展しています。社会的ニーズやトレンドに上手く適合して行く事は、ビジネスチャンスをUPさせて成長性を担保して加速要因にもなります。特に、高性能チップスケール・センサー技術が普及するとビッグデータ解析技術が、癌や疾病・疲労・未病・健康のマトリックス解析を実現し、インターネットやワイヤレス・モバイル環境やボーダーレス社会の中で新しいイノベーションのメガ・トレンドとして広くい利用される新しいサービスを生み出します。このチャレンジは、今後、世界が必要とするイノベーションが日本からチャンスを生み出し、エビデンスを増加させて世界と連携して継続的なイノベーションのプラットフォーム化を可能とします。