2024 11/ 13 レポート
健康寿命と平均寿命のGAPが大きいという事は、介護が必要な期間が長くなり、個人の生活の質QoLが低下する事で、今後、医療費や介護給付費などの社会保障負担が増加する事を意味します。現在、日本の医療技術は、先進国の中でも上位にありますので、あらゆる方法で延命措置を取る事も可能ですが、長期間植物人間的に回復が不透明なまま治療を継続する結果となるケースもあります。日本の場合、医療従事者の最善の努力や犠牲により、平均寿命が世界No.1となっているとの指摘もあります。結果的に、日本の医師のストレスは相当大きく平均寿命も一般の人に比較して短命であるというデータがあります。ここ数年、米国でも医療従事者のストレスや健康寿命については、問題となっているとの報告があります。
2024 11/ 13 レポート
生活習慣病には、糖尿病以外にも脂質異常症や高血圧症、米国では癌もその1つになっています。少し、糖尿病と可視化技術についてシェアさせて頂ければと思います。体内の血糖値コントロールが上手く機能せずに、体内の血糖値やHbA1cの値が、高値を継続する状態を「糖尿病」と呼びます。日本の統計では、1型糖尿病の患者数は10~14万人(12~16万人 → インスリン分泌低値者含む)、2型糖尿病95%の患者数を入れると1,870万人になります。(2020年 糖尿病予備群/疑わしい人を入れた数値)
2024 11/ 13 レポート
現在の日本社会の直面している課題には、認知症MCIリスクと癌化・生活習慣病等の疾患リスク、老化による要介護・要治療・要疾患になる高齢者の増加の問題があります。「健康課題」と言えば、大分、広くなりますが、問題の無い多くの人にとっては、他人事であり所詮「運命には逆らえない」と考える傾向があります。
2024 11/ 13 レポート
今、地球上では、飢えに苦しんだり、罪の無い人達の自由を奪ったり、命を奪ったりする行為が起きています。日本でも自然災害以外に同じ様に他人を傷つけたり、お金を奪う目的で簡単に1つしか無い「命」を奪う人がNewsで報道されたりしています。
2024 6/ 21 解 説
日本人の多くが、日本食が栄養バランスに優れた食事である事を知っています。しかし、一方で、似た様な食習慣を持っている日本人が、病気も少なく90~100歳を超える長寿者がいるのに、癌や生活習慣病、呼吸器疾患、心疾患、脳疾患、認知症MCIになり平均寿命に届かず死亡する人がいる理由を遺伝的な問題or運動不足やストレスからだと考える専門家は少なくありません。もし、健康的な食習慣をすれば、どの程度、疾患リスクを低下させて健康長寿の実現が可能になるのか?
2024 6/ 21 解 説
運動競技やスポーツ、オリンピックでは、優勝 or メダリストの差は、多くの人が当然の結果だと考えています。勿論、優勝・準優勝 or 金メダル・銀メダル・銅メダルの差は、その競技者やチームのレベルor試合コンディションにもよりますので、圧倒的な差がある場合と僅差の場合に分かれるかも知れません。結果的には、参加した競技者・選手の相対評価となります。しかし、野球の二刀流大谷翔平選手や女子サッカーの長谷川唯選手は、日本だけでは無く海外でも圧倒的なパフォーマンスor地球外から来ているのでは?
2024 6/ 21 解 説
米国カリフォルニア大学らの研究グループの報告によれば(認知症を発症していない55歳~91歳の877人:2005年~2013年迄の約8年間追跡調査)、認知症指標となる「リン酸化タウタンパク」が増えている場合の脈圧➡平均62.0mmHg(正常値平均57.4mmHg)・「アミロイドベータ1-42」のみ増えていた人の脈圧60.1mmHg・「リン酸化タウタンパク」のみ増えていた人の脈圧63.18mmHg・両方が増えていた人の脈圧69.7mmHg、どちらも正常であった人56.6mmHgとなったとの事です。最近の研究により、正常な人の脳内部のタウ蛋白質やアミロイドβは質の高い睡眠により排出されて蓄積されない事が分かっています。
2024 4/ 2 解 説
最初に、大学入試のような話になり恐縮ですが、生物(生命)と無機物の違いと言われれば、生物(生命)は、炭水化物,タンパク質,脂肪等、生物の体内で産生される有機物から構成されている点と多くの場合、 生態系の構成要素であり、外部から必要な材料をと凝り込み、エネルギー産生や自己内部で変換が可能で、やや変化を許容しながら、複製により種としての存続が可能である存在とされています。今回、世界規模での新型コロナウィルス感染爆発は、ウィルスに世界が注目せざるを得ない大惨事となりました。
2024 4/ 2 解 説
子供の頃、発表会やスポーツ競技、運動会では好き嫌いはあっても多くの人が緊張状態を多かれ少なかれ経験していると思います。交感神経優位の状態は、心拍数UPや体温UPと運動機能のギアを上げる事に貢献しますので、瞬間的・短期的・適度であれば「テンションUP」は、脳を含めて良い心身の反応であり、身体に好影響を及ぼすと考えられています。しかし、緊張状態が長期的に継続して、リラックス出来ない状態、特に、自分の判断でそれを制御出来ない環境に置かれた場合は、逆にストレスUp or 慢性ストレス状態となり、「健康状態を悪化させて老化を加速」させてしまう事が知られています。
2024 2/ 21 解 説
ビッグデータは、「Volume(量)」「Variety(多様性)」「Velocity(速度)」の3つを特徴とするデータと言われています。最近は、+「Veracity(正確性)」or +「Value(価値)を加えて4V or 5Vと言う専門家もいます。
2024 2/ 21 解 説
2024 1/ 9 解 説
今から約10年前に、人体は、37.2兆個の細胞から構成されるという計算結果が報告されています。学会誌『人体生物学紀要』(AnnalsofHumanBiology)2013年11・12月号に掲載されていますが、当時は、60兆個の細胞から構成されるのではなかったのか?と少し関係者の間では話題となりました。
2024 1/ 9 解 説
ミトコンドリアは、心筋・骨格筋を中心に細胞全体に分布しています。特に、筋肉細胞である遅筋(赤系)に20%程度、速筋(白系)に10%程度分布しているという専門家もいます。ミトコンドリア活性UPと量を増加させるには、ビタミンやミネラルを摂取して有酸素運動の実践がポイントになります。
2024 1/ 9 解 説
2023 11/ 10 解 説
厚生労働省 人口動態統計(2022年度)では、第1位 悪性新生物<腫瘍> 38 万 5787 人/死亡率316.1、第2位は心疾患(高血圧性を除く) 23 万 2,879 人/死亡率 190.8、第3位 老衰 17 万 9,524 人/死亡率 147.1、第4位は脳血管疾患 10 万 7,473 人/死亡率 88.1、第5位 肺炎 7万4,002人/死亡率60.6と報告されています。
2023 11/ 10 解 説
世界を見渡した時、100歳以上の人が多く暮らしている国や地域があり、これをブルー・ゾーンと呼んでその人達に共通する生活パターンを調査したレポートがあります。Netflixでもセンテナリアン長寿者を訪ねて、その共通点を調査するというプログラムで、米国でこれを適用していくつかの地域に導入した成功事例を紹介しています。
2023 11/ 10 解 説
加齢は、誰でも同じ様に1年過ぎれば1歳分の年を重ねるというのが、今迄の常識でしたが、ニュージーランドの調査研究では、生活習慣やその食事・運動・睡眠・ストレスにより、1年経過しても0.4歳~2.44歳の差に相当する老化・若返り(老化抑制)が起こるという報告があります。免疫力や細胞レベルでの代謝が良くコントロールされていれば、90~100歳になっても全く違う結果になるという事を示唆しています。
2023 11/ 10 解 説
人間の脳を構成しているのは、主に「ニューロン(神経細胞)」と「グリア細胞」です。長い間、脳の働きの中心はニューロンだと考えられてきました。近年では、脇役扱いだったグリア細胞も、ニューロン並みの働きをするのでは?と期待される様になりました。例えば、誰もが知る天才理論物理学者・アルベルト・アインシュタインは、ニューロン数の差はあまり普通の人と変わりませんでしたが、グリア細胞の数が明確に多かった事が知られています。
2023 11/ 10 解 説
血管年齢は、血管の老化の進行具合を意味する言葉として知られています。血管は、加齢によって老化現象が進行すると、血管の壁が老化して硬くて脆い状態になり、血液の流れも悪くなってしまいます。血管年齢の老化が進む原因は、加齢だけでは無く、偏食や運動不足、喫煙などの影響で、実年齢以上に老化が進んで血管年齢が高くなる事が知られています。
2023 6/ 9 レポート
血液中の脂質の移送には、長鎖脂肪酸がアルブミンと結合する形で実行されます。中鎖・短鎖脂肪酸は、親水性が高い事から、血漿中に溶解します。長鎖脂肪酸は、疎水性である事から、脂肪・リン脂質・コレステロール+そのエステル・脂溶性ビタミンは、水溶性リポタンパク複合体として、血液中を輸送される事になります...
2023 6/ 9 レポート
健康管理を考える場合、食習慣は大きなテーマとして無視できない重要なポイントになります。多くの専門家が、野菜中心の食習慣を推薦するケースが多くネットでも健康情報は豊富かと思います。日本人の腸は野菜中心でも自然に対応出来る優位性があると言われていますし、腸内環境も肉魚を消化するよりも野菜・果物を消化する方が健康上は有利という説明が多くあります。
2023 6/ 9 解 説
1つのマーカー物質は参考にはなりますが、体内の臓器・血管・リンパのネットワークの状況を推測するには、不十分ですしいくつもの可能性を考えるのに弱いと思います。例えば、あの専門家が言うのだから間違い無い?藤井聡太7冠の勝率は、83.4%の脅威の数字ですが、100%ではありません。人間の健康度や疾患リスクは、日々、数時間レベルで変化していますし想像以上に複雑です。
2023 5/30 解 説
健康マージンとAXRの可視化技術について、少し説明させてください。TVや映画で、医療現場のやりとりがシーンとして取り上げられる場合がありますが、大きな事故や災害は無いに越した事はありません。しかし、実際に起こった場合、「限られた医療リソースをどう対応に割り振るのか?」をトリアージという考え方で医師が決定する事になります。
2023 5/15 レポート
2017年度 高齢者白書によると、2012年は認知症患者数が約460万人、高齢者人口の15%という割合だったものが2025年には5人に1人、20%が認知症になるという推計値が示されています。この数値は、2023年4月現在、更に悪い方の予測値となっています。
2023 5/15 レポート
過去、数十年間あまり色々議論がありましたが、改善は殆ど進展していません。畜産農家や穀物農家は、過去・現在迄、補助金を受けていますが、農業を中止する方向の補助金では?という疑問の声が上がっています。
2023 5/15 レポート
現在、日本の死亡者数(超過)の増加が、過去最多を更新する様になりました。帯状疱疹や癌、その他の疾患数の増加も関係しているのでは?という声も上がる様になりました。現時点では、具体的な要因は謎とされていますが、見えない相関を見つける専門家も増えています。現状について、自分の健康を守るという視点での情報として、以下をシェアさせて頂きますので参考にしてください。