Commentary

2023 / 11 / 10

 

抗老化と加齢(疾患リスク)

 


加齢は、誰でも同じ様に1年過ぎれば1歳分の年を重ねるというのが、今迄の常識でしたが、ニュージーランドの調査研究では、生活習慣やその食事・運動・睡眠・ストレスにより、1年経過しても0.4歳~2.44歳の差に相当する老化・若返り(老化抑制)が起こるという報告があります。免疫力や細胞レベルでの代謝が良くコントロールされていれば、90~100歳になっても全く違う結果になるという事を示唆しています。

実際、日本でも健康年齢と平均寿命(余命)のGAPは少しずつではありますが小さくなっていますし、長寿の人口も徐々に増えています。自分の疾患リスクや健康位置が気になる方や健康寿命と寿命・余命を最大限科学的に延ばしたい方は、是非、「健康プログラム / AxHELP」迄コンタクトして下さい。

健康寿命を考えた場合、1食/日の食習慣が不利な理由や1万歩/日が必ずしも効果的な健康実現への数値目標では無い事、個人差の大きな腸活サプリへの過信とリスク等は、個別の健康メニュー or 最適化は一度科学的な視点から考えて見るべきタイミングにあると思います。各個人の「脳」が、健康に良く無い習慣や健康阻害要因に強く反応する場合、これを変えなければ「健康体の実現」は難しくなります。

炭水化物や糖は、大切な栄養素の1つですが、食後のスィーツが日常化してしまうと中性脂肪の増加だけでは無く、毛細血管のゴースト化や劣化の要因へと変わってしまうリスクがあります。

AGEsは、体内の臓器・皮膚の弾力性を奪い炎症反応を慢性化する健康阻害要因の1つとして知られていますが、有酸素運動を良くして心拍数130~160程度を数分間、3~4日/週頻度で実践している人は、そのマイナス要因をある程度抑制出来ていると思われます。スマートウォッチは、体温や血圧、血糖値、心拍数を測定出来るものが低価格で入手出来ますが、機種により10%前後は誤差がある様ですから、過信せずに参考とする程度にして時々精度の高いデバイス/方法で計測しておくと良いかも知れません。