毎年12月に東京国際フォーラムで開催しているKEIO TECHNO-MALL(慶應科学技術展)は、慶應義塾大学理工学部・理工学研究科の研究成果を広く発信し、共同研究や技術移転など、産官学連携のきっかけとなる出会いの場を提供するイベントです。出展ブースでは各研究室が出展し、実物展示やデモンストレーションを通じて、来場者に研究成果のプレゼンテーションを行います。今回このイベントのベンチャーゾーンにアクシオンリサーチ社が参加し、ハイブリッド型AIエンジンを用いた未病解析と疾病リスク予測推定の現状について紹介致します。
会場マップ : アクシオンリサーチ社の出展ブースは「89」です。
慶應義塾大学では、理工学部等での研究成果を社会に実装、還元するために、技術移転を目的とした特許案件を含む成果から萌芽的な研究まで、ベンチャー企業創出、投資、またベンチャー企業への技術支援、協力を積極的に行っており、このイベントを通じて、最先端研究の成果を発信し、国内外の産業界との連携を深めるとともに、国や横浜市・川崎市などの地域との連携を強化することによって、産官学共創を推進しています。
会 場 : 東京国際フォーラム 地下2階(ホールE2)
開催日程 : 2019年12月13日(金)
主 催 : 慶應義塾先端科学技術研究センター[KLL](慶應義塾大学理工学部・大学院理工学研究科)
公式サイト : KEIO TECHNO-MALL(慶應科学技術展)
このテクノモールは、技術とビジネスの「Watering Hole(水飲み場)」として設計されています。多くの人が、この場に集まり、理工学部の研究成果と企業という形だけでなく、複数の企業や官公庁との連携、さらにはコンソーシアム型の研究開発が生まれています。本展示会では、デモや実演を通じて出来るだけ具体的に自分たちの技術をアピールし、産業界とのチームビルディングのチャンスを探しています。
展示ブースで研究内容を知り、研究者と実際に話し、実物に触って感じることで、可能性の広がりを実感いただけます。インターネットなどでは得られない生の情報、思いもよらない出会いが期待できます。自社製品や事業に直接関係するテーマだけでなく、新しい事業展開が期待できる研究テーマが見つかるかもしれません。
このイベントでアクシオンリサーチ社は、自社開発のAXiR Engine®による、より効率的なビッグデータ解析によって、未病状態の解析に基づく健康度ステータスや疾患リスク予測推定を行うソフトウェア技術とハードウェア技術開発について紹介します。あわせて、深層学習と処理実行の高速化を強みとした技術が実現する、これからの健康科学(健康度と未病・疲労・睡眠・食事・運動・癌・疾病の相関を数値化して可視化)サービスの展開について紹介させていただきます。