Seek out the best future carefully.
私たちは、細胞・神経・脳・疲労・免疫・腫瘍・癌(乳癌、膵臓癌、腎臓癌、肝臓癌、甲状腺癌・他)に関係する専門医や研究者を必要としています。
Learn moreP-HARP®やAXiR Engine®は、高精度・高性能デバイスとの連携が不可欠で、この分野でのパートナーを探しています。
Learn morePrecision Health Analysisは、ヘルスケア領域に適用可能な拡大を進めて行きたいと考えています。支援を戴ける様でしたらコンタクトをお願い致します。
Learn more2023年新しい年は、期待と不安、チャンスとリスクが背中合わせの年と予想する専門家が多くいます。健康面では、超過死亡者数(前年比死亡者数増加分)が、過去最高を更新している点が、脅威とされています。東日本大震災(2011年3月)、広島原発投下(1945年8月)、関東大震災(1923年9月)には、それぞれ日本で大きな死者数を記録しています。しかし、日本のメディアの殆どが、この異常事態に問題が無いかの様にワクチン接種を加速させる事が重要であるかの様な情報発信をしています。この日本の状況を見て、海外の専門家は驚きを持って注目しています。新型コロナによる直接死の6倍以上が、日本では計上されていますが、何故、6倍以上もの死者数が更新されているのか?は不明とされています。これには、英国やイスラエルの専門家からは、あり得ない!と驚きのコメントが続出しています。その原因は、日本の専門家には分からないとされています。これは、海外に向けて不思議の国「日本」?数理科学の専門家は多数いるが、それを分析に使えない国、「日本」として多くの人を唖然とさせている状況とも言えます。(専門家のあるGr.は、仮説を提案して検証を進めていますが、決着していません)
戦争リスクも含めて、過去、食料・肥料・原材料は、海外から調達すれば良いという最高の経済的競争原理が、日本には売りたく無い海外諸国が増加するにつれて、日本の食料不安となり、安全保障上の最大のアキレス腱と言われる様になりつつあります。日本の安全は、勿論、防衛も大切ですが、食料が確保出来なければそれ以前の問題となりかねません。現在、日本の最先端技術力は、核融合炉やカーボンニュートラル水素エンジン車の開発を加速・実現しつつあり、日本が世界から期待される分野では広く世界に貢献しようとしている事も事実です。
新型コロナは、得体の知れない病気とされた2年前から見て、現在、多くのMDや研究者が「血栓症」の病気であり、免疫力や個々の健康への回復力が上手く機能すれば、これからはインフルエンザと同じ様に対処する事が可能だとする声も増え始めています。実際、可能性として、春ごろには、現在の2類相当から5類へとランクを変えるべきとの議論が開始されていて、通常の病院での診療も可能となる可能性があります。(日本の「感染症法」は、過去、多くの生命を守ったという実績もあります。「新型コロナウイルス感染症の位置づけ」は、これ迄、「新型インフルエンザ等感染症(所謂2類相当)」とされていましたが、令和5年5月8日から「5類感染症」となります。個人判断による予防や健康管理の扱いとなり、安心と不安が人によって大分印象が変化すると想像しますが、本来の健康管理の姿がより尊重された形に移行するのだと考えたいと思います)
私達が可能な事は、自分の健康状態を良好に維持して、免疫力・回復力をUPさせて、もし、病気が顕在化して治療が必要となった場合でも軽症で済む様に健康マージンを確保する事だと思います。私たちは、可視化技術を使って、「健康サービス」(可視化によるアドバイス)を各個人に最適化して提供したいと考えています。
健康体は、多くの場合、時々体調不良や風邪・咳・喉の腫れや怪我は一過性のものであり、本来は健康がベースにあるべきであり、健康は生まれた時から備わった人間の特性の1つだと信じて疑わない人が多いのも事実です。しかし、子供の頃や若い頃の不調からの回復能力もストレスやハードワーク、無理をした生活をすれば、健康体は保証されるものでは無く、簡単に怪しい状態になると考える様になります。特に、40~50歳代になると周囲を見ても体調不良や病気で通院や入院、熱を出して寝込んだりと今迄は、健康と思われていた人が、突然、病気になるという状況を目の当たりにすると不安も増加します。可視化技術は、見えない相関をビッグデータから探り、あなたの健康習慣と健康阻害要因を明確にしてあなたの「健康状態」を理想に近づけるヒントを提供します。
現在、疾患確定前の制限の無い開示可能データ量増加等、今後、いくつかの課題もありますが、個人の生活習慣・健康阻害要因と血液データ・バイタルデータとの相関を可視化する事で、多くの人に利用して貰えるデータは重要になり確実に対象者の健康UPに貢献します。勿論、個人の皮膚・髪・爪の状態から、色々な体に起こる変化を観察確認する事で実感は可能です。数日~数週間の自己観察から、例えば、口腔内・尿・便から体調の良さ・不良状態は推定可能です。完成度UPと自動化が進めば、数千万人規模の健康と命を守る事に貢献します。
健康長寿や疾患フリーな健康体は、多くの人が望んでいるという統計データがあります。しかし、一方で、健康情報を収集したり、健康を祈ったりするだけで「健康体」を手に入れる事は難しいのも現実です。誰かが、人体や免疫・疾患の専門書を机の上に積み上げて、膨大な知識を得たとしても、自分に最適な形で生活習慣を変えない限り、加齢による老化リスク・加速は変えられないのが現実です。また、健康習慣だけ頑張っても、健康阻害要因が解消されないとあまり良い結果は得られません。その意味で、自分に合った最適な生活習慣、健康プログラムを可視化してデザインして下さい。そして、良い結果と具体的な自分に合った方法を各自ご報告を頂ければ、リターンする仕組みをご提供させて頂きます。日本の死者数や疾患者数、要介護者数・認知症MCI患者数は、残念ですが増加傾向です。是非、健康プログラムにご協力下さい。
多くの人が、日本人なら、平均寿命84.3歳で普通に生活すればその年齢迄は生きられそうだと考えていると思います。しかし、男女では5.4歳の差がある事を明確に意識している人はそう多くありません。他国でも男性より女性の方が、平均寿命が長い理由を考えた事のある人は少ないと思います。日本人の健康寿命74.1歳という数値を明確に意識していて、その意味を理解している人は、恐らく、更に少ないのではと想像します。自分が、平均レベルにあるという願望は誰でもありますが日本人の10万人当たりの癌の罹患率や死亡率は、米国と比較して悪い現実を知る人は少ないと思います。2023年1月CNN Newsによれば(米国がん協会の発表)、政府や専門家が米国のがん死亡率は1991年以来、33%減少したとの報告がありました。米国では、推定380万人が「癌による死亡」を免れた計算になります。
現在の統計データは、日本人50%近くが平均寿命に届かずに死亡、健康寿命についてもその期待値よりは短い場合が少なく無く、多くが要介護・通院・入院となる状況です。逆に、50%の日本人は平均寿命・健康寿命を超えて健康的な生活を送れる可能性があります。この差(男性8.5年・女性11.4年)は、現在の生活習慣が大きく影響していますが、殆どの人は、不調に気づく迄、意識せずに生活を続けるという現実があります。加齢?仕事?orやる事が多くて余裕が無い?等で気にせずに軽視します。健康知識のチェックはあなたを護ります。
今回、自分の健康度や疾患リスクは全体でどの位置にあるのか?何れのGr.なのか?を考えるヒントとして、可視化情報を活用して頂ければ幸いです。また、どういう生活習慣が+5~+25歳と各疾患リスクを回避して健康状態を維持可能なのか?についてヒントをシェアします。個人差もありますし、実際に知識や情報だけで100%健康を実現する訳ではありませんが、実践して自分に最適な「行動変容」を見つけて頂きたいと思います。
勿論、その選択は、あなたの健康マージンを確保して将来の感染症や癌、生活習慣病等のリスクを低減しますし、将来、治療や手術が必要になった場合でも回復への時間やコストを最少にする事に貢献すると思います。ここで、シェアする可視化情報の多くは、様々な文献や書籍・論文で確認する事が可能だと思いますので、時間のある人は、直接そちらの情報をアクセス・チェックして深堀して頂ければ安心かと思います。(数ヶ月~数年分) 人によっては、新規事業や研究開発、新しい学校生活・社会生活・海外生活や家庭生活の途中で、大きく体調を崩したり、病気に入院・治療・手術をしたりするリスクもあります。運が悪かった or 遺伝だから仕方が無い… それでも運よくリカバリ出来た場合は一安心ですが、たった1つの「命」を失う状況は最悪です。
また、世界では、殺人、テロ、地域紛争や戦争が数多く展開されている現実があります。日本の国会前でいくら「戦争反対」を叫んでも何も変わらない現実があります。また、ウクライナは、過去に平和を信じて1994年1月、ビル・クリントン米大統領とロシアのボリス・エリツィン大統領がウクライナに核放棄を迫り、合意にこぎ着けた歴史があります。平和を信じる人々には、「核放棄の1つの勝利」の瞬間だったと思います。実際1991年に独立したウクライナには、当時旧ソ連時代に配備され残された大量の核兵器が残っていましたが、その放棄が抑止力を失いロシアによるクリミア統合やウクライナ戦争(侵攻)を容易にしてしまったとする専門家の分析もあります。また、知らない間にワクチンや新薬による健康被害が想定より拡大して、数億円から数百億円と予算を2桁UPしても被害者の救済には遠く届かない現実があります。
自分に関係ないと無視する事は簡単ですが、問題だと気にし始めた時は、相当状況が深刻になっている場合もあります。勿論、突然の自然災害と違って、疾患リスクについては、多くの場合ある程度想定回避可能な場合も多くあります。老化・認知症MCIリスクは、現在研究が大分進んで、その回避や低減可能な情報が多くあります。ジグソーパズルを解くレベルのものもありますが、全体像を掴んで自分の健康UPや疾患リスクの低減に利用すれば、結果的には、あなたや家族にとって良いQoLを手にする事が可能となります。
現在の日本社会の直面している課題には、認知症MCIリスクと癌化・生活習慣病等の疾患リスク、老化による要介護・要治療・要疾患になる高齢者の増加の問題があります。「健康課題」と言えば、大分、広くなりますが、問題の無い多くの人にとっては、他人事であり所詮「運命には逆らえない」と考える傾向があります。
「健康を科学する」というコンセプトは、日本や世界の医療機関・医療研究者・工学研究者・計測分析エキスパート・分子生物学者・細胞学者・私たち一人ひとりの連携協力により実現します。特に、高精度の測定・計測・分析技術と高度ソフトウェアによる解析技術は、その有効性やモデリングを含めて、役割分担とフィードバックを行うプロフェッショナルなチームワーキングが必要になります。また、一定の集中と相互協力、解析結果のシェアと意見交換、次ステップへ向けた慎重な準備を継続的に行う熱意と誠意を必要とします。
We need your help and the cutting-edge technologies that make new break-through with professional partners who realize the best future for all people on the planet.
先進国では、環境やエネルギー消費の少ない効率の良い循環型社会へと向かっています。私たちは、この実現に向けていくつかのシーズを準備して展開しようとしています。SDGs/持続可能な開発目標では、3.すべての人に健康と福祉を...の「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」は、大企業や巨大組織、国家レベルで貢献可能な1つですが、「健康」やQOLの向上推進は、私たちが貢献可能なフィールドであると考えています。循環系社会の構築には、ナノレベルのテクノロジーが貢献します。また、エネルギーの問題や健康や生命を脅かす有害な化学物質汚染は、長期的に解決すべき重要課題であると考えています。これらは、テクノロジーが必須でありソリューションですが、これを実現する人々の健康や生命が、最初に担保されるべき重要な目標であると考えています。
人工筋肉やバイオ素材を応用した人に優しい柔らかいロボット、鳥や魚、猫や犬と違和感の無いロボットを必要とする様な社会が、直ぐ近く迄来ているNEWSや情報が時々取り上げられています。特に、表面的な素材や動きだけでは無く、1人が複数と連携して動作協調する様なシステムが、少子化の日本には必要性が増える様にイメージします。この様な未来に向かって、アイデアやプロトタイプを考える若い研究者やチーム、グループとのコンタクトや積極的な参加を期待します。
日本では、高齢化や疾患リスクの低減・老化や認知症MCIリスクの抑制や低減が喫緊の課題であり、医療費の個人負担の増加や介護支援の支援額が大幅に低減されようとしています。この問題を解決する1つのテクノロジーが、健康コンシェルジェAIやシニア健康サービスAIが近未来の必要な技術として上げられます。特に、ハイブリッド型のAI実装を想定したシステムを必要とする未来をイメージしませんか?一人一人の自由なイマジネーションが未来を作ります。想像可能な未来は、創造可能です。
2023年度の日本の平均寿命は、男81.1歳・女87.1歳/2023年度厚生労働省統計、健康寿命は、男72.6歳・女性75.5歳/WHO 2023年公開となっています。良く言われる事ですが、平均寿命に対して、平均的に男性 -8.5歳・女性 -11.4歳程度、健康には過ごせない期間があるという事を意味しています。一方で、90歳以上生存可能な人の割合は、男26.0%・女50.1%となっていますので、男性であれば4人に1人・女性であれば2人に1人は、90歳を超えて100歳へと長寿を経験する可能性があるという事になります。日本の統計では、100歳以上の高齢者は、9万5,119人(男11.7%・女88.3%)となり過去54年間連続増加を示しています。
一卵性双生児等の長期追跡調査(海外)によれば、寿命に与える遺伝の影響は、約20~30%程度で、70%以上は生活習慣などの環境的原因によるものであると推定されています。更に、長寿者には「明るい、呑気、楽天的」な性格の人が多く、反対に「競争的で攻撃的といった性格」の人は短命の傾向があると報告されています。データ数が少ないので参考程度ですが、日本人の100歳以上の超高齢者の血液型別にその割合を調べた結果では、A型34%、O型29%、B型29%、AB型8%となっている様です。日本人全体の割合はA型40%、O型30%、B型20%、AB型10%ですから、B型は少し健康長寿傾向にあり、A型とAB型は、若干不利な結果になっている様です。但し、100歳を過ぎた超高齢者では、介護や支援、治療を不要とする人の割合は、10%程度と推定されています。90%の人は、介護や支援、治療を必要になるという統計があります。
65歳以上の高齢者の死亡場所は、90%が病院との統計があります。東京都の世田谷区では、百寿者の人口密度が高く、2030年には全世帯の40%が高齢者世帯となり、その70%は高齢者のみの世帯になると予想されています。日本は、OECDの中で、医療費を低く抑える事に成功してきましたが、現在、その医療費負担が増加して今後の社会的な課題と言われる様に変化しています。つまり、若年層の負担では、健康保険が早晩破綻するので、医療サービス利用者を中心に負担を増加させる事になります。勿論、介護費用も同様ですが、日本の社会保障費は、今迄の様に病気の少ない人達が支える構造から多くの人が利用を加速して行く社会へと変わろうとしています。
この問題を回避するには、自分自身や家族の「命と健康」は、自分達が守るのだという意識に変えて行く覚悟が必要になります。病院に行き「薬」や「ワクチン」or「治療・手術」受ければ済むと考えるのでは無く、自分達で予防や健康を科学的に考える習慣を持ち、老化や認知症MCIリスクを低減させる知識を身に着けて実践する事を強くお勧めします。勿論、本当に病院や医療・介護サービスを必要とする人達に空きを作るという意味もありますが、海外から日本に来て日本の医療サービスを利用する人達と対立して限定されるベッドを争う様な状況は可能な限り回避するべきだと思います。高齢化が急激に進む日本が、「命・健康」を高度にバランスさせる社会インフラを構築すれば、世界の他の国からもロールモデルとして参考になるかと思います。
軍事力や食料自給率UPも大切ですが、安心して「命・健康」を守れる国で無ければ、将来、災害や震災等で困った人達を助けて、助け合って一緒に未来を作り出す余裕も無くなり、地獄絵図を見る悲惨な状況に直面する事になります。日本の社会が理想的なロールモデルの構築に成功すれば、世界は殺戮や戦争を非生産的で幸福から一番遠い行為という事を感じる様になると思います。世界が、癌等の疾患や老化・認知症から解放される社会を探る中で、日本が1つでも選択肢と具体例を示せれば、簡単に他人の命や健康を奪う行為を野蛮で無駄と考える人が増える様に期待したいと思います。
私達の命を簡単に奪ってしまう事故や疾患、殺人や紛争・戦争が、地球上から絶える事がありませんが、科学的に命の価値や健康を科学的にチェックして見たいと思います。
多くの人は、各自の健康知識により、健康に良いと思う習慣を日常に採用しているかと思います。しかし、現在、本当に健康に良い習慣なのか?については、個体差の問題や効果影響を無視出来ませんので最適かどうかは疑問が残ります。健康効果を本当に最大にしたいのであれば、自分に最適な「行動変容」を見つける必要があります。特に、自分の現時点の疾患リスクや健康位置を全体の中で知る事が大切です。更に、自分の「健康阻害要因」を特定する必要があります。今日の超健康体領域は、非常に残念ですが0.0001~0.0003%程度と推定されます。
日本社会の健康意識をUPさせるには、0.1~1.0%迄改善拡大する必要があります。社会全体がある程度健康や命に関心を持たないと私達の周囲にあるリスクを排除出来ないからです。乱暴な言い方になりますが、衛生状態の悪い場所で自分だけ健康体を維持しようとすると膨大なコストと時間が必要になります。逆に、周囲に疾患者が増加する環境であれば、健康な人を見れば、自分だけが疾患リスク増加を無視する生活を継続する事は得策では無いと実感して貰えると思います。日本の様に高齢化が急速に進行する社会では、余裕のある層と生活不安の二極化により、若い人達と高齢者の対立構造が鮮明になり心配です。
更に、疾患者や要介護者がどんどん増加する社会では、ゆとりやリソース不足から日本人を優先させるべきだとする人々が増えて、海外から日本を好きで旅行や居住する人達への医療サービス支援の優先順位を変える声が大きくなる危険性もあります。この事は、安全安心な日本からゆとりの無い不安定で危険な日本へと変貌する終わりの始まりとなるリスクを意味します。 下図は、健康度・疾患リスクを示すマップになります。平均的な位置にあるGr.5(0, 3, 4)~(4, 4, 4)は、現在の統計データ(平均寿命・健康寿命の統計値)に近い生活となる事が予想されます。悪化顕著Gr.9は、生活習慣病(糖尿病・脂質異常症・高血圧症)のそれぞれのレベルが最悪の(1, 7, 7)~(7, 7, 7)組み合わせとなります。
超健康体Gr.0, 1は、健康体・未病者全体の中で生活習慣病や癌化等の疾患リスクが最も低く、老化・認知症MCIリスクも低い位置にあるとされる人達です。勿論、個体差はありますし、加齢や生活習慣の変化により、数ヶ月の時間軸でGr.2やGr.3へシフトする事もありますので絶対ではありませんが、健康的な生活習慣を維持しながら健康阻害要因を避けた生活が可能であれば、加齢による影響も最小限に抑える事が可能です。
日本人女性の平均寿命は87.1歳、健康寿命が75.4歳という統計データがあります。その差が、12歳近くある点には、注意が必要です。日本の医療技術は日々進歩していますが、病気になり手術や治療を受けても回復する人と長期的に治療を継続する人に分かれるという現実があります。不幸にして、数ヶ月~数年で死亡する人もいますので、この差は、その対象者の健康レベルに依存した結果になると理解する必要があります。つまり、健康レベルをGr.0, 1に維持していれば、寿命を90~100歳へと延ばして、健康寿命も延ばす事が可能です。但し、女性は男性より健康長寿が可能というデータがありますが、120~130歳あたりが限界値となる想定されます。今後、日本人の平均寿命・健康寿命の延び率は鈍化orマイナスになる可能性があります。再生医療の進歩により、これを変える可能性はありますが…いくつかのハードルを越える必要があります。
日本人男性の平均寿命は81.1歳、健康寿命が72.7歳となっています。女性より、-6歳・- 2.7歳となりますが、平均寿命と健康寿命の差は、8.4歳ありますので寿命に到達する前に疾患や要介護の状態になる可能性が高いという事になります。加齢は避けられませんが、老化は抑制可能である事が知られています。勿論、個人差の問題…遺伝という部分は無視できませんが、健康的な生活習慣や健康阻害要因を回避出来ているのかがそれ以上に重要である事を知る必要があります。結果的にそれは、癌化リスクや老化・認知症MCIリスクを大きく低減する事になります。100歳を超えて、疾患と無縁で要介護の心配も無い人生は、本当に大切だと思います。 今も日本では、百寿はお祝いしたいイベントでも、それは一握りの「運」が良い人or遺伝のお陰だよ…という声も多くありますが、今後、多くの場合偶然では無く科学的根拠があるという認識が徐々に広がると思います。
生活習慣病には、糖尿病以外にも脂質異常症や高血圧症、米国では癌もその1つになっています。少し、糖尿病と可視化技術についてシェアさせて頂ければと思います。
多くの人が、簡単に健康長寿が実現するのであれば、自分もそうでありたいと考えるのですが、現実は、平均寿命に届かず、健康寿命前に病床に着いたり要介護となったりします。勿論、自分は例外でありそうならないorそうなる筈が無いと信じる人達が殆どです。しかし、老化は、個人差はありますが、40歳前後or60歳前後で急激に進行するという研究報告があります。認知症MCIリスクは、現在の日本では2024~2025年段階で、1,000万人近い人がその対象になっているという統計的な推定がされています。「自分は大丈夫」or「自分はそうならない」と信じている人も将来的に厳しい現実に確実に直面する事になります。
それでは、どういう人達が、100歳を超えても要介護や癌等の疾患を煩わずに笑顔で元気に過ごせるのでしょうか?50歳~60歳~70歳…80歳~90歳と加齢と共に体内状態は変化します。何も考えずに生活していれば運頼みの人生となり多くの場合、統計データより悪い結果になると考えた方が良いかも知れません。
健康に強い興味があり、可能であれば疾患リスクの低減or医療費の将来負担を最少にしておきたいと考える人は、健康体を得て元気な生活を送れる対象者となります。日本でも医療費負担の問題が無視出来なくなり2025年からは、75歳以上の高齢者も30%負担が実施されそうです。これは、始まりに過ぎませんので、若い人達の負担を極力少なくするには、医療サービスを実際に利用する人達全体の負担をUPさせる対応が必要になります。
老化の抑制や認知症MCI回避に興味がある人は、健康プログラムは、健康情報や疾患リスクを考えて回避する良いヒントになると思います。但し、健康情報は有用ですが、「行動変容」を適切に行い「健康習慣」を身に着ける事が「健康体」の実現には必須ですので知識だけでは十分では無い事には注意が必要です。また、現在多くの人が誤解や勘違いしている「健康に良い」と考えている事を見直す事も重要です。現在、日本社会で言われている「健康阻害要因」は恐らく多くの人の間では「賛否両論」があるかと思います。
有効性や効果には、個体差の問題を無視出来ないからです。例えば、睡眠は短く出来るし長時間の睡眠は損をしている or 食事は1食/日で十分でありオートファジーがONになり体内代謝UPが期待可能、BMI値を22 or 23(25以下)に抑える事が健康長寿に良い?等の情報は、状況により、ある個人には有害・危険であり健康長寿には逆効果である事を理解する必要があります。現在、日本で人気の16時間断食(インターミッテント・ファスティング)は、心血管リスクの死亡率を91%上昇させる危険性が米国心臓協会の会合で発表されました。驚かれるかも知れませんが、疾患リスクを回避して、科学的な情報をベースに自分が信じられるものを選択して上手に実践する事が「健康体」の実現には重要です。間違った方法を避けて正しい選択をする事が命を守ります。
日本の百歳以上の長寿者9.3万人の中で、介護・支援・治療の不要な人は9千人程度であり、1食/日の実践者は、死期の近い人を除いてゼロだと想像します。勿論、NMNサプリやウロリチン・ビタミン剤、栄養剤を日常的に接種しているだけで「健康体」を維持している人の割合も少ないと思います。10~20年後、今より大分変化するかも知れませんが、食事・睡眠・運動・入浴・ストレスをバランス調整する考え方は同じだと予想します。
30~40歳を過ぎると健康維持に必要な体内ホルモンや各種の酵素反応が徐々に低下して行きます。50~60歳では、癌化リスクや老化・認知症MCIリスクも徐々に顕著になります。脳の劣化や神経細胞の萎縮or減少が顕在化し確実に疾患リスクが上昇します。勿論、運が良ければ70~80歳程度迄健康維持の可能性はあります。更に、個別に最適化された健康習慣の実践と健康阻害要因を減少により、その可能性をUPさせる事が出来ます。 恐らく、全人口の0.007%/7ppmの人は、介護不要で比較的元気な状態で100歳を超える枠に入り、この長寿健康の確率をUPさせる事に貢献すると思います。逆に、99.993%の人は、その前に他界or 残り0.056%/56ppmの人は100歳を超えても「要介護リスク・要治療リスク」に直面します。
幅広い年齢層の生活習慣・健康阻害要因と血液データ・バイタルは、同じ人達に向けた「健康化」の有効な参考データとなります。数百人~数千人の人が「健康」や「命」に強い興味を持って“AxHELP”を利用して頂ければ、 日本の人口の0.007%程度ですが、多くの人が100歳を超えて介護不要・健康体を実現出来る可能性が大幅にUPします。もし、数万人~10万人へとUPすれば、0.07%となります。更に、数十万人~100万人レベルへと増加出来れば、1.0%へと近づきます。日本国内だけでも、”AxHELP”による健康長寿効果が確認出来れば、世界規模で展開する事で、~5.0%へと拡大させられると思います。勿論、30~40年経過し高齢者になら無いと結果は分からないのでは?と思いがちですが、血液データ・バイタルと健康習慣・健康阻害要因からもある程度推定は可能です。miRNA or体内中の蛋白質、イオン・ビタミン・ホルモンの量を計測すれば、より精度UPが可能です。
健康寿命と平均寿命のGAPが大きいという事は、介護が必要な期間が長くなり、個人の生活の質 QoLが低下する事で、今後、医療費や介護給付費などの社会保障負担が増加する事を意味します。